金市況・ニュース
- 12日のNY金は上伸、ウクライナ情勢を眺めたユーロ高ドル安などを材料に9月13日 08:5512日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比12.0ドル高の1740.6ドルとなった。
ウクライナ軍が北東部ハルキウ州に進軍し、ロシアに制圧された地域を奪還したとの報を受け、投資家心理が上向くと共にユーロ高ドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。また、欧州中央銀行(ECB)がインフレ抑制のために政策金利の引き上げを継続するとの見方や、13日に8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えることも、ドルの上値を押さえ、金が買われる要因となった。 - 12日の金ETFは減少、現物保有量は964.91トン9月13日 08:23ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、12日時点で前日比1.73トン減の964.91トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は12日現在、昨年12月末と比べ10.75トン減少している。 - 9日のNY金は上伸、対主要国通貨でのドル安を受け9月12日 08:519日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比8.4ドル高の1728.6ドルとなった。
米連邦準備制度理事会(FRB)高官らのタカ派的な発言を受けたドル高が一服し、8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を13日に控える中、調整主導の動きとなり、対主要国通貨でのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。 - 9日の金ETFは減少、現物保有量は966.64トン9月12日 08:34ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9日時点で前日比1.51トン減の966.64トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は9日現在、昨年12月末と比べ9.02トン減少している。 - 8日のNY金は下落、米欧の積極的な利上げ姿勢を背景に9月9日 08:548日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比7.6ドル安の1720.2ドルとなった。
欧州中央銀行(ECB)は8日の理事会で0.75%の利上げを決定し、主要政策金利を0.5%から1.25%へ引き上げた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が8日、ケイトー研究所で行われた金融政策に関する討論会で、米FRBはインフレ抑制に「強くコミットしている」と表明。米欧の積極的な利上げ姿勢を背景に、米FRBが次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げを実施するとの見方が強まったことで、金利を生まない資産である金は売られて下落した。 - 8日の金ETFは減少、現物保有量は968.15トン9月9日 08:38ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、8日時点で前日比2.90トン減の968.15トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は8日現在、昨年12月末と比べ7.51トン減少している。 - 7日のNY金は上伸、ECB理事会を控えたユーロ高ドル安などを受け9月8日 09:057日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比14.9ドル高の1727.8ドルとなった。
8日の欧州中央銀行(ECB)理事会でインフレ抑制を目的に0.75%の利上げが実施されるとの見方から、ユーロ買いドル売りが進行。ドル建てNY金は割安感からの買いや、先日までの下落に対する買い戻しなどが入り上伸した。欧州連合統計局(ユーロスタット)が8月31日発表した8月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は前年同月比9.1%上昇と、前月の8.9%から加速。また、ロシアが主要パイプライン「ノルドストリーム1」を通じた欧州向け供給の停止を延長し、エネルギー価格上昇にともなうインフレ圧力の高まりへの警戒感も強まっている。 - 6日のNY金は下落、対主要国通貨でのドル高などを受け9月7日 09:326日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比9.7ドル安の1712.9ドルとなった。
米サプライ管理協会(ISM)が6日発表した8月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)が市場予想を上回ったことや、ロシア国営ガスプロムが「ノルドストリーム1」を通じた欧州へのガス供給再開を無期限で延期したことを受けた欧州経済の景気後退懸念、中国での新型コロナウイルスの感染再拡大などを背景に、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は、一時1週間ぶりの高値まで上昇した後、割高感からの売りなどが入り反落した。 - 6日の金ETFは減少、現物保有量は971.05トン9月7日 09:18ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、2日時点で前日比2.03トン減の971.05トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は6日現在、昨年12月末と比べ4.61トン減少している。 - 5日のNY金は休場、「労働者の日(レーバーデー)」の祝日のため9月6日 08:315日のNY金は、「労働者の日(レーバーデー)」の祝日により休場。
- 2日のNY金は上伸、米雇用統計発表後のドル安などを受け9月5日 09:092日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比13.3ドル高の1722.6ドルとなった。
米労働省が2日に発表した8月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者数が前月比31.5万人増と市場予想(30万人増)を上回ったが、賃金上昇が緩やかなことや8月の米失業率が3.7%(7月3.5%)に上昇したことなどから、米連邦準備制度理事会(FRB)が今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げを実施するとの観測が後退。ユーロ買いドル売りが進行し、ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上昇した。 - 2日の金ETFは減少、現物保有量は973.08トン9月5日 08:48ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、2日時点で前日比0.29トン減の973.08トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は2日現在、昨年12月末と比べ2.58トン減少している。 - 1日のNY金は下落、一時1700ドル割れ9月2日 08:511日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比16.9ドル安の1709.3ドルとなった。
米サプライ管理協会(ISM)が1日に発表した8月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)が52.8と市場予想(52.0)を上回り、製造業の回復を示す内容を示したことや、米労働省が1日に発表した週間新規失業保険申請件数が3週連続で減少したことなどから、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落。1ヶ月半ぶりに1700ドルを一時割り込み、安値1699.1ドルをつけた。 - 31日のNY金は下落、米FRBの積極利上げ観測などを受け9月1日 09:1631日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比10.1ドル安の1726.2ドルとなった。
米連邦準備制度理事会(FRB)による積極利上げ観測が強いことや、月末要因から整理売り圧力が高まり、ドル建てNY金は下落した。投資人気を示すとされる金上場投資信託(ETF)の現物保有量が減少したことも圧迫要因。ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、31日時点で973.37トンとなり、前年末比2.29トンの減少。ロシアのウクライナ侵攻やインフレ見通しを背景に年初から増加していた金ETFの増加幅が払底した。
2日には8月の米雇用統計発表を控える。米労働市場の改善が示されれば米FRBが9月20日、21日両日開催の米連邦公開市場員会(FOMC)で0.75%の大幅利上げを実施するとの市場の観測が強まるとの思惑も投資家の様子見姿勢を強め、金利を生まない資産である金の上値を押さえた。 - 31日の金ETFは減少、現物保有量は973.37トン9月1日 08:43ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、31日時点で前日比2.89トン減の973.37トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は31日現在、昨年12月末と比べ2.29トン減少している。 - 30日のNY金は上伸、好調な米労働関連指数を眺め8月31日 08:5130日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比13.4ドル安の1736.3ドルとなった。
米労働省が30日に発表した7月の米雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が19万9000件増の1123万9000件と市場予想(1045万件)を上回り、米労働市場が好調なことで米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ余地が広がったとの見方が強まると共に、金利を生まない資産である金には売りが入り下落した。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出するFedウオッチによると、8月29日時点の市場では次回9月の米連邦市場委員会(FOMC)では0.75%の利上げが実施される確率を75%と見込んでいる。 - 30日の金ETFは減少、現物保有量は976.26トン8月31日 08:31ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、30日時点で前日比4.35トン減の976.26トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は30日現在、昨年12月末と比べ0.60トン増加している。 - 29日のNY金はほぼ横ばい、各国中銀の利上げ観測など長め上下動8月30日 09:0529日のNY金は横ばい。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比0.1ドル安の1749.7ドルとなった。
前週末27日に欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事が米カンザスシティー地区連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で成長率低下などのリスクを冒してでもインフレを抑えるために強力に行動しなければならないと述べたことが注目され、ECBによる大幅利上げ観測が高まる共に、外国為替市場ではユーロ買いドル売りが進行。また、東西分裂状態にあるリビアの首都トリポリで27日に発生した武装グループの衝突を受けて原油価格が上昇したことも、エネルギー価格上昇によるインフレへの懸念を強め、ドル建てNY金は割安感からの買いや安全資産としての買いが入り一時上昇した。
ただ、26日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派的発言を受け、米FRBが9月に0.75%の利上げを実施するとの市場の見方が、金利を生まない資産である金の重しとなったことで上値も限られ、ドル建てNY金はほぼ横ばいとなった。 - 29日の金ETFは減少、現物保有量は984.38トン8月30日 08:34ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、29日時点で前日比3.77トン減の980.61トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は29日現在、昨年12月末と比べ4.95トン増加している。 - 26日のNY金は下落、パウエル米FRB議長のタカ派的発言などを受け8月29日 08:4426日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比21.60ドル安の1749.8ドルとなった。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は26日、米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)での講演において、インフレが抑制されるためには成長鈍化などを伴ったとしても金融引き締めが必要との見解を示した。パウエル米FRB議長や他の米FRB高官らによるタカ派発言を受け、米FRBによる積極利上げ観測が強まったことで、金利を生まない資産である金は売られて下落した。
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