金市況・ニュース
- 14日のNY金は軟調、米FOMC声明発表を控え12月15日 08:4614日のNY金は軟調。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比6.8ドル安の1818.7ドル。
米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を控え、先日の上伸に対する調整の売りが入り下落した。また、清算値確定後に米連邦準備制度理事会(FRB)は、米FOMC声明を発表。政策金利となるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.50%ポイント引き上げ、4.25-4.50%とした。大方の予想通りの内容とだったが、同時に発表された米FOMC参加者による金利・経済見通しでは、米FRB政策当局者19人の2023年末の政策金利の予想中央値が5.1%と、金融引き締めが2023年も継続することを示す内容となり、金利を生まない資産である金が一時売られる場面もあった。 - 14日の金ETFは減少、現物保有量は911.56トン12月15日 08:18ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、14日時点で前日比1.16トン減の911.56トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は14日現在、昨年12月末と比べ64.10トン減少している。 - 13日のNY金は上伸、インフレ率の鈍化を示す米CPIを受け12月14日 09:2013日のNY金は上伸。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比33.2ドル高の1825.5ドル。
米労働省が13日発表した11月の米消費者物価指数(CPI)は前年度比7.1%となり、10月の7.7%から伸び率が鈍化。米連邦準備制度理事会(FRB)が14日まで開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅が縮小されるとの見通しが強まったことで、対主要国通貨でのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。
また、インフレ率の鈍化を受け、フェデラルファンド(FF)金利先物市場が織り込む米FRBのターミナルレート(利上げの最終到達点)の予想が低下したことも、金利を生まない資産である金にとっては支援材料となった。 - 13日の金ETFは増加、現物保有量は912.72トン12月14日 09:05ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、13日時点で前日比2.31トン増の912.72トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は13日現在、昨年12月末と比べ62.94トン減少している。 - 12日のNY金は下落、米CPIやFOMCを控え12月13日 09:0412日のNY金は下落。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比18.4ドル安の1792.3ドル。
13日に米消費者物価指数(CPI)、14日に米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表を控える中、米長期金利の指標となる10年債利回りが上昇。対主要通貨でドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。また、先日の上伸に対する調整の売りが入ったとの指摘も聞かれた。 - 9日の金ETFは増加、現物保有量は910.41トン12月12日 11:30ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9日時点で前日比2.32トン増の910.41トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は9日現在、昨年12月末と比べ65.25トン減少している。 - 8日のNY金は軟調、対ユーロでのドル安を受け12月9日 08:548日のNY金は軟調。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比3.5ドル高の1801.5ドル。
中国政府が7日に新型コロナウイルスの感染を抑え込む「ゼロコロナ」政策の新たな緩和策を発表。中国と欧州連合(EU)は貿易関係の結びつきが強く、中国経済回復への期待感からユーロ買いドル売りが進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。ただ、来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)理事会などを控えて全般的に様子見姿勢が強く上げ幅は限られた。 - 7日のNY金は堅調、対主要国通貨でのドル安を受け12月8日 08:577日のNY金は堅調。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比15.6ドル高の1798.0ドル。
来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控える中、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制のための金利引き上げペースを緩めるとの見方と、米FRBは金利の引き上げ幅を抑えるが、金融引き締めの期間が長期化することにより米国が景気後退に陥る可能性が高いとの見方が交錯する中、外国為替市場では対ユーロでのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。 - 7日の金ETFは増加、現物保有量は908.09トン12月8日 08:31ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、7日時点で前日比4.63トン増の908.09トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は7日現在、昨年12月末と比べ67.57トン減少している。 - 6日のNY金は堅調、来週に米FOMCなどを控え調整の動き12月7日 08:566日のNY金は堅調。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比1.1ドル高の1782.4ドル。
全般的に手掛かり材料難の中、米長期金利の指標となる10年債利回りが下落し、対ユーロでのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。しかし、最近の比較的好調な米経済指標を背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースは鈍化するが想定よりも長期化する可能性があるとの見方が台頭した他、来週は13、14日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、15日に欧州中央銀行(ECB)定例理事会とイングランド銀行(BOE)の金融政策委員会など、主要中銀の会合を控えるため全般的に様子見姿勢も強く、買い一巡後のNY金には調整の売りが入り、上げ幅を縮小した。 - 5日のNY金は下落、堅調な米経済指標を受け12月6日 08:505日のNY金は下落。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比28.3ドル安の1781.3ドル。
米供給管理協会(ISM)が5日発表した11月の非製造業総合指数(NMI)が56.5と市場予想(53.3)を上回り、米経済の底堅さを示す内容となったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)利上げが長期化するのではないかという懸念が再燃。また、対主要国通貨でのドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りも入り下落した。 - 5日の金ETFは減少、現物保有量は903.46トン12月6日 08:38ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、5日時点で前日比2.03トン減の903.46トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は5日現在、昨年12月末と比べ72.20トン減少している。 - 2日のNY金は軟調、米FRBの利上げペースを巡る思惑を背景に上下動12月5日 08:542日のNY金は軟調。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比5.6ドル安の1809.6ドル。
米労働省が2日発表した11月の米雇用統計によると、失業率は前月比横ばいの3.7%。非農業部門雇用者数は26万3000人増と市場予想(20万人増)を上回った。平均時給の上昇幅も予想から上振れしたため、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースの減速観測がやや後退。また、米雇用統計の発表直後は対主要国通貨でのドル高に振れ、ドル建てNY金は割高感からの売りや先日の急伸に対する調整の売りなどが入り下落した。ただ、売り一巡後は、米FRB当局者らが利上げペースの鈍化について言及し、ドルが下落した流れから、NY金は買い戻され下げ幅を縮小している。 - 2日の金ETFは減少、現物保有量は905.49トン12月5日 08:36ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、2日時点で前日比1.15トン減の905.49トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は2日現在、昨年12月末と比べ70.17トン減少している。 - 1日のNY金は上伸、米FRBの利上げ幅縮小観測を背景に12月2日 09:141日のNY金は上伸。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比55.3ドル高の1815.2ドル。
30日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のハト派的発言を背景とした米利上げ幅縮小観測を受け、米長期金利の下落やドル安が進行。ドル建てNY金は上伸し清算値ベースでは、8月中旬以来、約3カ月版ぶりに1800ドル台を回復した。また、米商務省が1日に発表した10月の個人消費支出(PCE)指数は前年同月比6.0%上昇し、伸び率は前月の6.3%(改定)から鈍化したことで、インフレが沈静化しているとの受け止めが広がったことも、米FRBの米利上げ幅縮小観測を強め、金利差縮小を意識したドル売りが進行する要因となった。 - 1日の金ETFは減少、現物保有量は906.64トン12月2日 08:53ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、1日時点で前日比1.45トン減の906.64トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は1日現在、昨年12月末と比べ69.02トン減少している。 - 30日のNY金は軟調、パウエル米FRB議長発言を受け時間外で急伸12月1日 09:1030日のNY金は軟調。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比3.8ドル安の1759.9ドル。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演を控える中、第3四半期の米実質国内総生産(GDP)改定値が年率換算で前期比2.9%増と10月の速報値(2.6%増)から上方改定されたことを手掛かりに対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。ただ、清算値確定後の時間外取引では、パウエル米FRB議長が講演で、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を縮小する可能性があることを示唆したため、金は買い戻され、中心限月2月限月は1780ドル台後半で推移している。 - 29日のNY金は堅調、米FRBの利上げペース減速見通しなど背景に11月30日 08:5029日のNY金は堅調。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比8.4ドル高の1763.7ドル。
30日に米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演を控え、米FRBが現在の利上げペースを巡る積極姿勢が和らぐ可能性を示唆するとの期待感や月末要因からの調整の買戻しなどに支えられてNY金は上伸。中国の保健当局である国家衛生健康委員会が29日、高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種強化に向けた通知を出したと発表し、「ゼロコロナ」政策緩和への期待感から商品市場全般が上伸したことも金価格を下支えた。 - 28日のNY金は軟調、対ユーロでのドル高などを受け11月29日 09:0328日のNY金は軟調。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比13.7ドル安の1740.3ドル。
中国の厳格な「ゼロコロナ」政策に対し同国では異例の抗議行動が各地で行われたことで、中国経済の鈍化による原油などのエネルギー需要減少懸念を背景に商品市場全般が売られた流れから、金も下落。また、米ニューヨーク連邦準備銀行のウィリアムズ総裁のタカ派的な発言を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が今後も積極利上げを継続するとの見方が強まり、対ユーロでのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。
12月13、14日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、市場の注目は30日のパウエル米FRB議長講演や12月2日発表の11月の米雇用統計などへ向けられている。 - 28日の金ETFは減少、現物保有量は908.09トン11月29日 08:31ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、28日時点で前日比0.87トン増の908.09トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は28日現在、昨年12月末と比べ67.57トン減少している。
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