金市況・ニュース
- 金標準は堅調、日中予想価格帯は6320円〜6340円6月23日 09:19金標準は堅調。米長期金利の上昇を眺めて一時下落した後は、安値拾いの買いや円安をみた買いが入り、プラス圏で推移している。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が議会証言で、インフレ懸念のみに基づいた性急な利上げは実施しないと改めて確約したことは、金利を生まない資産である金にとっては支援材料となった。
金標準 4月限 6332円 +2 ドル円 110.71円 (09:18) - 22日のNY金は反落6月23日 08:24今朝のNY金は1770ドル台後半での取引。
22日のNY金は反落。清算値(終値)確定後に米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言を控えていることで、様子見ムードが広がる中、朝方は米長期金利の上昇を受けた売りに下落。ただ、安値圏では押し目買いが入ったことで下げ幅は抑えられた。
市場で注目されていたパウエル議長の議会証言では、利上げや量的緩和縮小開始のタイミングに関する新たな手掛かりは得られなかったことで、相場を大きく動かす要因とはならなかった。 - 貴金属市況=金と白金が共に上伸6月22日 15:2322日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に上伸。
金標準は上伸。先日までの急落に対する安値拾いの買いに支えられ、堅調に取引を終えた。市場は量的金融緩和の縮小(テーパリング)の開始時期を探ろうと、米連邦準備理事会(FRB)高官らの発言を睨みながらの値動きとなっており、本日はパウエル米FRB議長の下院委員会での証言が市場の注目を集めている。
白金は上伸。金の上伸になびいた買いが入り、プラス圏で大引けた。 - CFTC建玉報告:NY金(6月15日時点)6月22日 12:51期間中のNY金は下落。15日、16日両日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、量的金融緩和策の縮小(テーパリング)時期の議論の開始が示唆される可能性があるとの警戒感が売り圧力を強めた。また、マクロン仏大統領が10日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)に際して行った記者会見で、アフリカ諸国への援助の資金に、国際通貨基金(IMF)が保有する金準備の一部を売却して当てる提案が含まれていたことや、仮想通貨(暗号資産)ビットコインの上伸なども市場関係者の関心を呼び、弱材料視された。
なお、期間後の16日、米FOMC後のパウエル米FRB議長による記者会見で、テーパリング議論の開始が示唆されたことは想定内だったが、米FRBメンバーによる政策金利の先行き予測(ドットチャート)で、当局者の過半数が23年までに2回の利上げを予想し、従来の24年の利上げ見通しから前倒しされたことで、米FRBがタカ派的な姿勢に転じたとの市場の見方が強まり、ドル建てNY金価格は1700ドル台後半まで下落した。 - 金標準は上伸、日中予想価格帯は6320円〜6350円6月22日 09:23金標準は上伸。海外高を映した買いや、昨日までの急落に対する買い戻しが入り、堅調に推移している。米連邦準備理事会(FRB)高官らの発言から量的緩和の縮小(テーパリング)の開始時期を探る動きとなっており、22日のパウエル米FRB議長の米下院での議会証言が注目されている。
金標準 4月限 6330円 +50 ドル円 110.32円 (09:00) - 21日のNY金は反発6月22日 08:25今朝のNY金は1780ドル台での取引。
21日のNY金は3営業日ぶりに反発。為替のドル安・ユーロ高により、ドル建てで取引される金は割安感からの買いが入った。また、前週の大幅安の後で安値拾いの買いも入った。
市場では前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)がタカ派的な結果となったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が22日に予定されている米下院での議会証言で、早期の金融緩和縮小や利上げ前倒しなどについて発言するかに注目している。また、午後にパウエル議長の議会証言の冒頭発言内容が公表されたが、利上げの前倒しを示唆するような言及はなかった。 - 金ETFが減少6月22日 07:57ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、6月21日現在で前日比3.50トン減少の1049.56トン。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は6月21日現在、昨年12月末と比べ121.18トン減少。 - 貴金属市況=金と白金が共に下落6月21日 15:2021日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は軟調。海外安を見た売り押され、軒並み下落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)がタカ派的姿勢を強めることで、対主要国通貨でのドル高が進行し、ドル建て商品相場全般が下落する可能性があるとの見方や、量的緩和の縮小(テーパリング)への懸念が強まったことなどが圧迫材料。ただ、米10年債利回りが低下していることが下支え材料となり、売り一巡後は下げ幅を縮小した。
白金は下落。パラジウムの下落になびいた売りや、テクニカルの売りが入り大幅下落。2月1日(安値3582円)以来、4カ月半ぶりの安値圏に値を沈めた。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6260円〜6290円6月21日 09:21金標準は軟調。ハト派で知られていたセントルイス連銀のブラード総裁のタカ派的な発言を受け、米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時上昇したことや、対主要国通貨でのドル高の進行を受け、ドル建てNY金が下落した流れを映した売りが入り、軟調に推移している。
金標準 4月限 6275円 -44 ドル円 110.14円 (09:10) - 18日のNY金は続落6月21日 08:28今朝のNY金は1760ドル台後半での取引。
18日のNY金は続落。米セントルイス連銀のブラード総裁が朝方、CNBCテレビのインタビューで、「2022年終盤の利上げ開始を見込んでいる」と述べた。同総裁の発言を受けて、一段の利上げ前倒しへの警戒感から長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.52%近くまで上昇したうえ、為替のドル高・ユーロ安進行が売り材料となった。
中心限月の期近8月限は前日比13.60ドル安の1761.20ドルまで下落。ただ、その後は米長期金利が1.44%低下したことが支援材料となり、下げ渋る動きとなった。 - 金ETFが増加、3カ月ぶりの高水準6月21日 07:56ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、6月18日現在で前日比11.07トン増加の1053.06トンと、3月11日(1055.27トン)以来3カ月ぶりの高水準。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は6月18日現在、昨年12月末と比べ117.68トン減少。 - 貴金属市況=金と白金が共に下落6月18日 17:2918日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は下落。海外安を映した売りが入り、軒並み下落して取引を終えた。先限が6300円の水準を維持したことで、ひとまず安値からは買い戻されたが米FRBによる金融緩和の縮小の開始時期を睨んだ動きとなるため、目先の上値は重い。来週22日にパウエル米FRB議長が公聴会の証言を予定しており、証言内容が注目される。
白金は下落。金の下落になびいた売りに圧迫され、軒並み下落して取引を終えた。 - 金ETF、米FOMC結果で投資資金流出が活発化する懸念6月18日 11:13ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、2021年6月17日現在で前週比2.62トン減少の1041.99トン。
6月11日〜15日まで横ばい状況が続いた後、16日に前日比1.17トン増加したが、17日には同3.79トン減少。
今週は米連邦準備制度理事会(FRB)が6月15〜16日開催した連邦公開市場委員会(FOMC)に、市場関係者の注目が集まっていた。結果はFOMC参加者の政策金利見通しで、ゼロ金利の解除時期が3月会合の2024年以降から23年に繰り上がり、利上げ回数は1回から23年に2回となった。また、パウエル米FRB議長が会見で、量的緩和縮小については議論の開始に向けて検討していく姿勢を示した。
市場では米FOMC結果について「タカ派的」と受け止められ、外国為替市場ではドルが対主要通貨で買われ上昇。主要6通貨で構成されるドル指数は6月17日の終値で91.889と、4月12日(92.138)以来2カ月ぶりの高値を付けた。
米FOMCのタカ派的な結果により、ドル相場の上昇基調が継続するようだと、「SPDRゴールド・シェア」からの投資資金流出が活発化することが懸念される。 - 金標準は下落、日中予想価格帯は6280円〜6310円6月18日 09:18金標準は下落。米連邦準備理事会(FRB)当局者の最新の金利予想(ドットチャート)で、利上げ時期の見通しが2024年から2023年に前倒しされたことから、米FRBが8月にジャクソンホールで開かれる年次経済シンポジウムで金融緩和の縮小(テーパリング)の計画を発表するのではないかとの見方や、年末にから年明けにテーパリングを開始するとの思惑が強まったことで、買い方の手じまい売りやテクニカルの売りが入り、金は暴落した。
売り一巡後は、安値から買い戻されて下げ幅を縮小したが、市場の混乱を受けて積極的な買いは見送られており、今の6300円の水準を維持できるかが注目される。
金標準 4月限 6300円 -153 ドル円 110.25円 (09:10) - 17日のNY金が急落6月18日 08:25今朝のNY金は1770ドル台での取引。
17日のNY金は急落し、1800ドルの節目を割り込んだ。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で参加者の政策金利見通しが公表され、利上げ時期の予想が前倒しされた。また、量的緩和縮小に関する討議を開始したことも明らかになったことを受けて、為替のドル高が進行しドル建てで取引される金は割高感から売られた。
中心限月の期近8月限は一時、前日比93.50ドル(5.02%)安の1767.90ドルと、5月3日(1765.60ドル)以来1カ月半ぶりの安値を付けた。 - 金ETFが減少6月18日 07:55ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、6月17日現在で前日比3.79トン減少の1041.99トン。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は6月17日現在、昨年12月末と比べ128.75トン減少。 - 貴金属市況=金と白金が共に下落6月17日 17:1917日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は下落。清算値確定後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の政策金利見通しで、利上げ時期が3月時点の2024年以降から2023年に前倒しされたことや、米FOMC後の記者会見ではパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、量的緩和の縮小(テーパリング)の開始時期を巡る討議を始めたことを表明したことが、市場では米FOMC結果が「タカ派的」と受けとめられ、米長期金利の上昇や対主要国通貨でのドル高が進行したことから、金は急落した。
白金は下落。米FOMC結果を受けた売りに下押され、軒並み下落して取引を終えた。 - 6月米FOMC:米利上げ時期が前倒し、量的緩和の縮小に向けた検討に入る6月17日 11:31米連邦準備制度理事会(FRB)が6月15〜16日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開催。政策策金利を年0〜0.25%に据え置き、量的緩和策で米国債などを買い入れるペースを月額1200億ドル(約13兆円)で維持することを全会一致で決定。
米FOMC後に公表された参加者18人による政策金利見通しでは、過半数の13人が2023年末までに1回以上の利上げを見込んだ。3月会合からは6人増え、「2回利上げ」する想定を示した。22年中の利上げ想定も3月会合の4人から7人に増え、景気過熱リスクに警戒感が広がっていることを映し出した。
また、パウエル米FRB議長はFOMC後の記者会見で「夏から秋に強い雇用拡大を見込んでいる」と景気の先行きに自信を表明。新型コロナウイルス危機を受けて導入した量的緩和策の縮小に着手するための条件達成に向け「一段と大きく前進するまでは遠いが、景気の改善は続く」とし、今後の会合で具体策を議論すると説明した。
6月16日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金相場は、清算値(終値に相当)後に公表された米FOMC結果が売り材料となり急落。中心限月の期近8月限は一時、前日比52ドル(2.8%)安の1804.40ドルと、中心限月の継続足で5月6日(1781.80ドル)以来1カ月半ぶりの安値を付けた。
米FOMC参加者の政策金利見通しで利上げ時期が従来の2024年以降から2023年に前倒しされ、「2回利上げ」の想定が示された。さらに、パウエル議長が「量的金融緩和策の縮小について議論を始めた」と明らかにするなど、市場にとっては想定以上のタカ派的な内容となり、米長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.594%に上昇。金は保有しても金利収入が得られない資産であるため、金利上昇により相対的な魅力が低下し売り材料となった。また、外国為替市場ではドルが対主要通貨で買われ上昇、主要6通貨で構成されるドル指数が一時91.402と5月5日(91.436)以来1カ月半ぶりの高値を付けたことにより、ドル建てで取引される金に割高感が生じたことも売り材料。
NY金は16日の急落で200日移動平均線(6月16日現在:1844ドル付近)を割り込んだことから、次の下値のめどは100日移動平均線(同:1797ドル付近)の水準になることが予想される。また、今後は米FRBから量的緩和の縮小の方針がいつ示されるかが注目され、最短では8月下旬の米西部ワイオミング州ジャクソンホールで開催される経済シンポジウムで発表されるとの見方がある。 - 金標準は下落、日中予想価格帯は6450円〜6480円6月17日 09:33金標準は下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)後に発表された参加者による金利見通しでは、半数以上が23年に少なくとも2回の0.25%ポイントの利上げを予想。23年の利上げは1回と見込んでいた市場参加者にとって、タカ派的なサプライズとなった。また、米FOMC後の記者会見ではパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、量的緩和の縮小(テーパリング)の開始時期を巡る討議を始めたことを表明。対主要国通貨でのドル高進行を受け、ドル建てNY金には割高感からの売りも入り急落した。
金標準 4月限 6475円 -102 ドル円 110.74円 (09:10) - 16日のNY金、米FOMC結果を受け急落6月17日 08:36今朝のNY金は1810ドルでの取引。
16日のNY金の清算値(終値)は前日比5.00ドル高の1861.40ドルと4営業日ぶりに反発。しかし、清算値確定後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の政策金利見通しで、利上げ時期が3月時点の2024年以降から2023年に前倒しされた。さらに、米FOMC後の会見で米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が「量的金融緩和策の縮小について議論を始めた」と明らかにした。市場では米FOMC結果が「タカ派的」内容と受け止められ、米長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.5940%に上昇し、ドルが対ユーロで1カ月半ぶりの高値水準となったことで、金は売りが先行した。
中心限月の期近8月限は一時、前日比52ドル(2.8%)安の1804.40ドルと、中心限月の継続足で5月6日(1781.80ドル)以来約1カ月半ぶりの安値を付けた。
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