金市況・ニュース
- 24日の金ETFは減少、現物保有量は1061.04トン6月27日 08:40ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、24日時点で前日比2.03トン減の1061.04トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は24日現在、昨年12月末と比べ85.38トン増加している。 - 23日のNY金は下落、パウエル米FRB議長発言などを背景としたドル高を受け6月24日 09:1323日のNY金は下落。指標限月8月物の清算値(終値)は前日比8.6ドル安の1829.8ドルとなった。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は23日、下院金融サービス委員会での議会証言において、約40年ぶりの高水準に達しているインフレの抑制に向けた取り組みに対し米FRBは「無条件」でコミットすると表明。また、S&Pグローバルが23日発表した6月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.9と、前月5月の54.8から鈍化すると共に市場予想(54.0)を下回り、2021年2月以来の低水準となった。これを受けて対ユーロでのドル高が進行、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。 - 23日の金ETFは減少、現物保有量は1063.07トン6月24日 08:59ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、23日時点で前日比8.7トン減の1063.07トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は23日現在、昨年12月末と比べ87.41トン増加している。 - 22日のNY金は横ばい、強弱材料が交錯6月23日 09:0722日のNY金は横ばい。指標限月8月物の清算値(終値)は前日比0.4ドル安の1838.4ドルとなった。
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は22日、上院銀行委員の公聴会で、米FRBがインフレ抑制のために景気後退リスクがあっても全力で行動しているとの姿勢を示した。これを受け、米FRBが今後も積極的な利上げを継続するとの見方が、金利を生まない資産である金にとっては弱材料となる一方、米国の景気後退懸念から安全資産としての買いに支えられ、NY金は小幅下落した。
また、バイデン米大統領は22日、米国のガソリン価格が過去最高を記録したことを受け、夏の行楽シーズンに当たる9月末までの3カ月間、ガソリンとディーゼル燃料にかかる連邦税を停止するよう議会に要請した。ただ、ガソリン価格を抑えることでインフレを抑制することが目的だが、減税によりガソリン消費が増加すれば逆に需給ひっ迫を招く可能性もあるため、議会が立法措置に応じるかに関しては不透明感が燻っている。 - 22日の金ETFは減少、現物保有量は1071.77トン6月23日 08:47ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、22日時点で前日比2.03トン減の1071.77トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は22日現在、昨年12月末と比べ96.11トン増加している。 - 21日のNY金は軟調、米長期金利の上昇などを受け6月22日 08:5821日のNY金は軟調。指標限月8月物の清算値(終値)は前日比1.8ドル安の1838.8ドルとなった。
欧米の積極的な利上げにより世界的な景気後退が招かれるとの懸念を背景に下落していた米株価が買い戻され、投資家のリスク選好姿勢が後退する一方、安全資産とされる金は下落。米長期金利の指標となる米10年債利回りが上昇したことも弱材料視された。 - 21日の金ETFは増加、現物保有量は1073.80トン6月22日 08:40ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、21日時点で前日比1.74トン減の1073.80トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は21日現在、昨年12月末と比べ98.14トン増加している。 - 20日のNY金は休場、奴隷解放記念日の振替休日のため6月21日 08:3120日のNY金は、奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の振替休日のため休場
- 17日のNY金は下落、対主要国通貨でのドル高を眺め6月20日 08:5417日のNY金は下落。指標限月8月物の清算値(終値)は前日比9.3ドル安の1840.6ドルとなった。
各国中銀がインフレ対応を急ぐことで世界的な景気後退懸念が高まったことで安全資産として買われる場面もあったが、対主要国通貨でのドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。米国が、6月19日の「奴隷制廃止記念日(ジューンティーンス)」の振替休日で連休となることも、利益確定の売りを誘った。 - 17日の金ETFは増加、現物保有量は1075.54トン6月20日 08:40ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、17日時点で前日比11.6トン増の1075.54トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は14日現在、昨年12月末と比べ99.88トン増加している。 - 16日のNY金は上伸、世界的な景気後退懸念やドル安を受け6月17日 08:5016日のNY金は上伸。指標限月8月物の清算値(終値)は前日比30.3ドル高の1849.9ドルとなった。
スイス国立銀行(中央銀行)とイングランド銀行(英中央銀行)が利上げを決定したことで、各国主要中銀がインフレ抑制のために金融引き締めを実施することで、世界経済の減速や景気後退(リセッション)につながるとの懸念が台頭。また、スイス国立銀行の利上げは市場の想定外だったため、スイスフランが対ドルや対ユーロで急伸。ドル建てNY金はドル安をみた割安感からの買いや、インフレヘッジとしての買いが入り、清算値確定後の時間外取引では1850ドル台を回復している。 - 15日のNY金は上伸、米FRBの大幅利上げを受けた米景気の減速懸念などが台頭6月16日 09:0315日のNY金は上伸。指標限月8月物の清算値(終値)は前日比6.1ドル高の1819.6ドルとなった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)声明において、米連邦準備制度理事会(FRB)は、通常の3倍となる0.75%の大幅利上げを決定。米FOMC参加者による最新の金利・経済見通しではフェデラル・ファンド(FF)金利見通しが2022年末で3.4%と、前回3月末時点の見通し(22年末1.9%)から大幅に引き上げられた。
米FOMC声明発表直後は対主要国通貨でドル高に振れたが、その後のパウエル米FRB議長の会見で利上げに対しての慎重姿勢が示されたことで、引けにかけてドル安が進行。材料出尽くし感や米景気の減速懸念が強まる中で、ドル建てNY金は割安感からの買いや安全資産としての買いなどが入り、清算値確定後の時間外取引で値を伸ばし、9時時点では前日比15.1ドル高の1834.70ドルで推移している。 - 14日のNY金は下落、米FRBの大幅利上げ観測を背景に6月15日 08:4314日のNY金は下落。指標限月8月物の清算値(終値)は前日比18.3ドル安の1813.5ドルとなった。
米連邦準備制度理事会(FRB)が14日、15日両日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利上げを実施するとの見方から、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落。米労働省が14日発表した5月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.8%上昇し、4月の0.4%上昇から伸びが加速。インフレ圧力が強まれば、米FRBは9月以降の積極利上げを迫られる可能性があるとの見方も、金利を生まない資産である金にとっては弱材料となった。 市場では先週10日に発表された5月の米消費者物価指数(CPI)が1981年12月以来、40年5カ月ぶりの大幅な上昇率を記録したことから、米FRBは従来予想よりも早いペースでの利上げを実施するとの観測が台頭。米債券市場では、米FRBが0.75%の利上げを実施する可能性を織り込む動きが広がっている。 - 14日の金ETFは減少、現物保有量は1063.94トン6月15日 08:33ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、14日時点で前日比4.93トン減の1063.94トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は14日現在、昨年12月末と比べ88.28トン増加している。 - 13日のNY金は下落、対主要国通貨でのドル高を受け6月14日 08:4913日のNY金は下落。指標限月8月物の清算値(終値)は前日比43.7ドル安の1831.8ドルとなった。
先週10日に発表された5月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る高い伸びとなり、米国のインフレがピークを迎えたとの市場の思惑が後退すると共に、米連邦準備制度理事会(FRB)の積極利上げで、米経済はリセッション(景気後退)に陥るとの懸念が浮上。投資家のリスク選好姿勢が後退し、資産を現金化する動きが強まる中で、米株価は下落し、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。 - 10日のNY金は上伸、米FRBの積極利上げへの懸念や米株安を受け6月13日 08:4510日のNY金は上伸。指標限月8月物の清算値(終値)は前日比22.7ドル高の1875.5ドルとなった。
10日に米労働省が発表した5月の米消費者物価指数(CPI)は前年度比8.6%上昇し、市場予想(8.3%上昇)を上回ると共に、1981年12月以来の高い伸びを示したことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的に利上げを実施するとの見方が浮上する一方、金利を生まない資産である金は下落した。ただ、売り一巡後は、積極的な金融引き締めが景気を冷やすとの懸念や、インフレ高進懸念が再燃する中、投資家のリスク選好姿勢が後退したことで米株価が急落。インフレヘッジとしての買いや安全資産としての買いが入り金は急反発する荒い値動きとなった。 - 10日の金ETFは増加、現物保有量は1068.87トン6月13日 08:20ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、10日時点で前日比3.48トン増の1068.87トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は10日現在、昨年12月末と比べ93.21トン増加している。 - 9日のNY金は軟調、ECB理事会や米金利上昇などを受け6月10日 08:599日のNY金は軟調。指標限月8月物の清算値(終値)は前日比3.7ドル安の1852.8ドルとなった。
欧州中央銀行(ECB)は9日の理事会で、量的緩和策の資産購入プログラム(APP)を7月1日に終了し、同月の次回会合で約11年ぶりに利上げに踏み切る方針を表明。また、インフレが沈静化しなければ、9月に大幅な利上げを行う意向も示した。これを受け、米長期金利の指標となる米10年債利回りが上昇したことが、金利を生まない資産である金にとっては弱材料。また、対ユーロでのドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りも入り下落した。
また、金融政策の正常化が欧州景気に悪影響を与えるとの懸念や、中国上海の一部地域が新型コロナウイルス感染症拡大防止のためロックダウン(都市封鎖)が再度行われるとの報を受け、原油需要が減少するとの見方からNY原油が軟化したことも、インフレヘッジとしての金需要を後退させた。 - 8日のNY金は上伸、ECB理事会など控えた調整主導の動き6月9日 09:128日のNY金は上伸。指標限月8月物の清算値(終値)は前日比4.4ドル高の1856.5ドルとなった。
世界的なインフレに対し、各国中央銀行が政策金利の引き上げを実施するとの見方が金利を生まない資産である金の上値を押さえる一方、積極的な政策金利の引き上げが景気へ悪影響を与える可能性があるとの懸念から安全資産としての買いが入ったほか、原油の上伸を眺めたインフレヘッジとしての買いが値を支えた。ただ、10日に米消費者物価指数(CPI)の発表を控えることや、各国中央銀行の動きを睨み、全体的には調整主導の動きに留まっている。
豪州中央銀行は7日の定例理事会で政策金利を市場予想を上回る0.50%引き上げ。イエレン米財務長官は7日の上院財政委員会で、米国は「許容できない」水準のインフレに対処していると発言。また、5月のユーロ圏のインフレ率が過去最高の8.1%に達しているため、欧州中央銀行(ECB)は9日の理事会で0.25%の利上げを実施した後、9月までの利上げに対する地均しを行うと予想されている。 - 8日の金ETFは増加、現物保有量は1065.39トン6月9日 08:25ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、8日時点で前日比2.32トン増の1065.39トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は8日現在、昨年12月末と比べ89.73トン増加している。
※ 当社提供のs情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。