金市況・ニュース
- 2日の金ETFは減少、現物保有量は973.08トン9月5日 08:48ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、2日時点で前日比0.29トン減の973.08トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は2日現在、昨年12月末と比べ2.58トン減少している。 - 1日のNY金は下落、一時1700ドル割れ9月2日 08:511日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比16.9ドル安の1709.3ドルとなった。
米サプライ管理協会(ISM)が1日に発表した8月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)が52.8と市場予想(52.0)を上回り、製造業の回復を示す内容を示したことや、米労働省が1日に発表した週間新規失業保険申請件数が3週連続で減少したことなどから、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落。1ヶ月半ぶりに1700ドルを一時割り込み、安値1699.1ドルをつけた。 - 31日のNY金は下落、米FRBの積極利上げ観測などを受け9月1日 09:1631日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比10.1ドル安の1726.2ドルとなった。
米連邦準備制度理事会(FRB)による積極利上げ観測が強いことや、月末要因から整理売り圧力が高まり、ドル建てNY金は下落した。投資人気を示すとされる金上場投資信託(ETF)の現物保有量が減少したことも圧迫要因。ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、31日時点で973.37トンとなり、前年末比2.29トンの減少。ロシアのウクライナ侵攻やインフレ見通しを背景に年初から増加していた金ETFの増加幅が払底した。
2日には8月の米雇用統計発表を控える。米労働市場の改善が示されれば米FRBが9月20日、21日両日開催の米連邦公開市場員会(FOMC)で0.75%の大幅利上げを実施するとの市場の観測が強まるとの思惑も投資家の様子見姿勢を強め、金利を生まない資産である金の上値を押さえた。 - 31日の金ETFは減少、現物保有量は973.37トン9月1日 08:43ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、31日時点で前日比2.89トン減の973.37トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は31日現在、昨年12月末と比べ2.29トン減少している。 - 30日のNY金は上伸、好調な米労働関連指数を眺め8月31日 08:5130日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比13.4ドル安の1736.3ドルとなった。
米労働省が30日に発表した7月の米雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が19万9000件増の1123万9000件と市場予想(1045万件)を上回り、米労働市場が好調なことで米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ余地が広がったとの見方が強まると共に、金利を生まない資産である金には売りが入り下落した。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出するFedウオッチによると、8月29日時点の市場では次回9月の米連邦市場委員会(FOMC)では0.75%の利上げが実施される確率を75%と見込んでいる。 - 30日の金ETFは減少、現物保有量は976.26トン8月31日 08:31ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、30日時点で前日比4.35トン減の976.26トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は30日現在、昨年12月末と比べ0.60トン増加している。 - 29日のNY金はほぼ横ばい、各国中銀の利上げ観測など長め上下動8月30日 09:0529日のNY金は横ばい。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比0.1ドル安の1749.7ドルとなった。
前週末27日に欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事が米カンザスシティー地区連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で成長率低下などのリスクを冒してでもインフレを抑えるために強力に行動しなければならないと述べたことが注目され、ECBによる大幅利上げ観測が高まる共に、外国為替市場ではユーロ買いドル売りが進行。また、東西分裂状態にあるリビアの首都トリポリで27日に発生した武装グループの衝突を受けて原油価格が上昇したことも、エネルギー価格上昇によるインフレへの懸念を強め、ドル建てNY金は割安感からの買いや安全資産としての買いが入り一時上昇した。
ただ、26日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派的発言を受け、米FRBが9月に0.75%の利上げを実施するとの市場の見方が、金利を生まない資産である金の重しとなったことで上値も限られ、ドル建てNY金はほぼ横ばいとなった。 - 29日の金ETFは減少、現物保有量は984.38トン8月30日 08:34ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、29日時点で前日比3.77トン減の980.61トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は29日現在、昨年12月末と比べ4.95トン増加している。 - 26日のNY金は下落、パウエル米FRB議長のタカ派的発言などを受け8月29日 08:4426日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比21.60ドル安の1749.8ドルとなった。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は26日、米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)での講演において、インフレが抑制されるためには成長鈍化などを伴ったとしても金融引き締めが必要との見解を示した。パウエル米FRB議長や他の米FRB高官らによるタカ派発言を受け、米FRBによる積極利上げ観測が強まったことで、金利を生まない資産である金は売られて下落した。 - 25日のNY金は上伸、対主要国通貨でのドル安を受け8月26日 08:5125日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比9.90ドル高の1771.4ドルとなった。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が26日、米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演する予定のため調整主導の動きの中、対主要国通貨でのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。なお、欧州中央銀行(ECB)が25日に公表した7月21日開催のECB理事会の議事要旨は予想通りのタカ派的な内容だったため市場への影響は限られた。 - 24日のNY金は横ばい、パウエル米FRB議長の講演を控え8月25日 08:5924日のNY金は堅調。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比0.30ドル高の1761.5ドルとなった。
26日に米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がジャクソンホール会合での講演を控えることで調整主導の動きの中、ドル建てNY金はドルの上昇一服を眺め、ほぼ横ばいで推移。欧州中央銀行(ECB)が25日に7月21日の理事会の議事要旨の公表を予定していることも市場の様子見姿勢を強めた。ECBは前回7月の理事会で11年ぶりに0.50%の大幅利上げを決定した。 - 23日のNY金は上伸、低調な米経済指標やドル安を眺め8月24日 08:4823日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比12.8ドル安の1761.2ドルとなった。
米S&Pグローバルが23日に発表した8月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は45と7月改定値の47.7から低下。低調な米経済指標を眺め、米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な利上げを継続するとの観測が後退したことから対主要国通貨でのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いや安値拾いの買い戻しなどが入り上伸した。
ただ、米FRBは景気後退(リセッション)回避とインフレ抑制では、インフレの抑制を優先すると考えられているため、影響は限定的。市場では、26日の米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエル米FRB議長の講演が注目されている。 - 23日の金ETFは減少、現物保有量は984.38トン8月24日 08:28ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、23日時点で前日比3.18トン減の984.38トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は23日現在、昨年12月末と比べ8.72トン増加している。 - 22日のNY金は下落、米利上げ見通しやドル高などを受け8月23日 08:4622日のNY金は下落。心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比14.5ドル安の1748.4ドルとなった。
26日の米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)では、米連邦準備制度理事会(FRB)のバウエル議長ら各国の中央銀行高官が講演を行うが、世界的なインフレ圧力の高まりを背景に金融引き締めに積極的な姿勢を示す可能性が高いとの見方から、米長期金利の指標となる10年債利回りが上昇。また、ロシア国営天然ガス会社ガスプロムは19日、圧縮機の点検のため8月31日から9月2日までの3日間、欧州に天然ガスを送る主要パイプライン「ノルドストリーム1」について、供給を一時停止すると発表したことから、対ユーロでのドル高が進行し、ユーロは対ドルで7月14日以来となるパリティ割れとなるなど、対主要国通貨でのドル高が進行、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。 - 22日の金ETFは減少、現物保有量は987.56トン8月23日 08:31ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、22日時点で前日比1.45トン減の987.56トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は22日現在、昨年12月末と比べ11.90トン増加している。 - 19日のNY金は下落、対ユーロでのドル高を受け8月22日 08:4319日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比8.3ドル安の1762.9ドルとなった。
ドイツ連邦統計庁が19日に発表したドイツの7月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比37.2%上昇と、1949年の統計開始以降で最大の上昇率を記録。また、ロシア国営天然ガス会社ガスプロムは19日、圧縮機の点検のため8月31日から9月2日までの3日間、欧州に天然ガスを送る主要パイプライン「ノルドストリーム1」について、供給を一時停止すると発表。ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格上昇を背景に、欧州最大の経済大国であるドイツ経済の減速懸念が強まったことで、対ユーロでのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。 - 19日の金ETFは減少、現物保有量は989.01トン8月22日 08:21ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、19日時点で前日比3.18トン増の989.01トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は19日現在、昨年12月末と比べ13.35トン増加している。 - 18日のNY金は下落、米FRB高官らの発言などを受け8月19日 08:4818日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比5.5ドル安の1771.2ドルとなった。
米労働省が18日に発表した13日までの1週間の新規失業保険申請件数は前週比2000件減の25万件と、市場予想(26万5000件)に反して下落。労働市場の堅調さが示されたことで、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ余地があるとの思惑が強まった。
また、セントルイス連銀のブラード総裁の「9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%ポイントの利上げ実施に賛成することに傾いている」との発言や、サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁の9月の米FOMCで0.50%もしくは0.75%の利上げを行うことが「合理的」との発言が報じられたことも、米FRBによる積極利上げ観測を強め、金利を生まない資産である金は下落。対主要国通貨でのドル高が進行したことも、ドル建てNY金の上値を押さえた。 - 18日の金ETFは減少、現物保有量は985.83トン8月19日 08:25ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、18日時点で前日比3.18トン減の985.83トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は18日現在、昨年12月末と比べ10.17トン増加している。 - 17日のNY金は下落、主要中銀による積極利上げ観測を背景に8月18日 09:0917日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比13.0ドル安の1776.7ドルとなった。
英国民統計局が17日に発表した7月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比10.1%上昇となり、前月の同9.4%上昇から伸び率が加速。インフレ高進の抑制のために、主要各国の中央銀行が積極的な利上げを実施するとの見方が強まったことで、金利を生まない資産である金は下落。その後、公表された7月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「多く」の参加者がインフレ抑制のための過剰な金融引き締めが景気後退(リセッション)を招くリスクを認識していることが示され、米連邦準備制度理事会(FRB)が市場で考えられていたよりもハト派的との見方から、議事要旨の公表後に金は下げ幅を縮小したが値を戻すには至らず、マイナス圏で推移している。
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