金市況・ニュース
- ニューヨーク貴金属市況=金は米大統領発言を受け、3営業日ぶり反発8月13日 06:00週明け12日のニューヨーク貴金属市場は、白金を除き上昇。
NY金は反発。トランプ米大統領が9日、中国との貿易協議で「合意する準備ができていない」と述べ、9月上旬に予定されている閣僚級協議の開催が不透明となっていることを示唆したことを受け、米中貿易摩擦激化に対する警戒感が広がり、相対的に安全な資産とされる金を買う動きが強まったほか、ドルが対ユーロで軟調に推移し、ドル建てで取引される金の割安感が広がったため、3営業日ぶりの反発となった。
NY白金は欧米株価の下落に連れる格好で続落となったが、金が堅調に推移したことで、下げ幅は小幅にとどまった。 - 外為市況=リスク回避ムードが広がり、円は買われる8月13日 06:00週明け12日の外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台前半。
11日に行われたアルゼンチン大統領選の予備選挙で、野党候補のフェルナンデス元首相が現職のマクリ大統領を抑えて首位となった。これによりマクリ大統領の再選が危ぶまれるとの見方が広がり、新興国通貨であるアルゼンチンペソが急落。米中貿易摩擦の激化に伴って投資家がリスク回避姿勢を強めていた中で、アルゼンチンペソの急落はリスク回避ムードをさらに強める要因となり、相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対して買われる格好。香港でのデモ活発化に伴う香港国際空港での全便欠航や、米株価の大幅下落も円買い・ドル売り材料視された模様で、一時は1ドル=105円近辺まで円高・ドル安が進行。ただ、その後は円の買い過剰感が高まったためか過度な円高・ドル安の流れは一服し、概ね同105円台前半での取引となった。 - NY金が20ドル超の上昇8月13日 03:46NY金が時間外取引で20ドル超の上昇、一時1531.50ドル(前日比23.00ドル高)
NYダウが400ドル超の下落、一時25870.63ドル(前日比416.81ドル安)
(日本時間13日03時45分現在) - 外為市況=円相場は、一時105円台前半8月10日 06:00週末9日の外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台半ば。
海外市場の流れを引き継いで、ニューヨーク取引は1ドル=105円台後半で始まった。その後、トランプ米大統領が「中国との通商協議は継続しているが、われわれには合意する用意はできていない」と述べたことで、米中貿易摩擦の長期化への警戒感が強まった。また、トランプ氏が米連邦準備制度理事会(FRB)に対して1%の利下げを要求したとも報じられており、これらを手がかりにドル売り・円買いが優勢となり、一時105円台前半までドル安・円高に振れる格好となった。英国のジョンソン首相が政府職員に対して「合意なき欧州連合(EU)離脱への備えが最優先課題」とする書簡を送ったと報じられたほか、イタリアのサルビーニ副首相が、連立政権は崩壊しており「有権者に速やかに選択を仰ぐべき」とし、早期の解散・総選挙を要求したことによる同国の政局不透明感も投資家のリスク回避の動きを促し、相対的に安全な通貨とされる円が買われる要因となった。 - ニューヨーク貴金属市況=金は売り買いが交錯する中、小幅続落8月10日 06:00週末9日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて軟調推移。
NY金は小幅続落。前日の清算値(終値)確定後の電子取引でテクニカル的な買いが入ったほか、米政権が中国通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)に対する制裁緩和を先送りしているとの報が伝わったことも投資家のリスク回避姿勢を強めたため、安全資産とされる金が買われた流れを引き継ぐ中、この日もトランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)に1.0%の大幅利下げを要求しており、金利を生まない資産である金を依然下支える格好。一方で、週末要因によるポジション調整的な売りなどが入ったことから売り買いが交錯する中、清算値は小幅マイナスで確定した。
NY白金も小幅続落。欧州株価の下落や金の軟調推移を眺めて売りが先行。ただ、大幅安となっていた米株価が安値から切り返したことを背景に下げ渋る格好となった。 - 東京金が夜間立会で下落、9日終値比50円超安8月10日 02:08東京金先限が夜間立会で下落、一時5063円(9日終値比51円安)
(日本時間10日02時07分現在) - 東京貴金属見通し=金、利食い局面か8月9日 17:00<金>
今週の東京金先限はドル安を要因にNY金が高値を切り上げたため、上場来高値を更新する歴史的な一週間となった。
来週は、高値警戒感が強まっていることで買い方の利食い売り先行か。トランプ米大統領の執拗な追加利下げ要求発言と、米中対立において中国を急遽「為替操作国」に認定した、インパクトのある材料による今週のゴールドの上昇は急すぎた。相場は修正の動きを示すと読む。ただ、英国のEU離脱問題なども今後の買い材料になる可能性があり、強気相場の終わりを感じさせるような投資環境ではない。押し目処は買い拾う姿勢が得策だろう。
来週の先限予想レンジは5000円〜5150円。
<白金>
今週の東京白金は週末にかけて上伸。中国人民銀行(中央銀行)が設定した人民元の対ドルでの基準値が想定よりも元高と受け止められたうえ、発表された7月の中国貿易統計で輸出が前年比で2カ月ぶりの増加に転じたことが好感され、工業品の側面が強い白金は堅調に推移。ただ、米中貿易「戦争」激化への懸念を背景に先週から急落した分の自律反発の側面も強く、5日安値2880円をつけた後は買い戻されたが、100日移動平均(9日時点2974.5円)の水準では押し戻され、伸び悩む展開となっている。
国内市場は連休と盆休みのシーズンを迎えることも投資家の様子見姿勢を強めており、来週は現在の値位置でもち合う動きが見込まれる。
来週の予想レンジは先限ベースで2800円〜3100円。 - 東京貴金属市況=金が概ね小幅続伸、白金は反落8月9日 15:35週末9日の東京貴金属市場は、金が概ね小幅続伸、白金は反落。
前場の東京金は、本日のニューヨーク金先物時間外相場が前日の東京市場終了時を上回ったものの、為替の円高を要因にやや売り優勢の取引となり、マイナスサイドで推移。後場は押し目買いがみられ、小幅高の水準で取引された。市場筋は「利食い売りと押し目買いが交錯する一日だった。高値警戒感は芽生えているが、強気相場の終わりを感じさせるような投資環境ではない」と指摘した。
白金はNY安と円高を背景に反落。 - 東京外為市況=株価動向を眺めながら、105円台後半8月9日 15:28週末9日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台後半。 トランプ米政権が中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に対する禁輸措置の緩和を先延ばししているとの米メディア報道を受け、米中対立激化に対する懸念が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は105円台後半で始まった後、日経平均株価が堅調に始まったことからドル買い・円売りが優勢となり、一時は106円台を付ける場面も見られたが、その後は株価が上げ幅を縮小したことに加え、中国株が軟調に推移していることから円が買い戻され、105円台後半での推移となっている。
- 東京外為市況=105円台後半8月9日 10:459日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台後半で取引されている。 トランプ米政権が中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に対する禁輸措置の緩和を先延ばししているとの米メディア報道を受けて米中対立激化への懸念が高まり、比較的安全な資産とされる円が強含んでいる。市場筋は「トランプ氏がドル高に強い不満を示していることも、ドル軟化要因になっている」と指摘した。
- 東京貴金属市況(午前)=金は小反落8月9日 10:41金は小反落。本日のニューヨーク金先物時間外相場が前日の東京市場終了時を上回っているものの、為替の円高を要因にやや売り優勢の取引となっている。 白金はNY安と円高を背景に反落。
- 東京金は軟調、日中予想価格帯は5090円〜5120円8月9日 09:11東京金は軟調。円高をみた売りが入り小幅安で推移。8日に先限が上場来高値5128円をつけた後は乱高下しましたが今朝の時点では5100円台を回復しました。ただ、国内は連休を控えて様子見姿勢も強く、もち合う動きとなっています。
東商取金 06月限 5109円 -3 ドル円 105.89円 (09:10) - NY金は軟調、利益確定の売りが入り8月9日 08:33今朝のNY金は1510ドル台で推移。7月の中国貿易統計で輸出が予想外の増加となったことなどを受け、米株を中心に世界的に株価が上昇。投資家らのリスク回避姿勢が後退したことから利益確定の売りが入り高値からは下落しましたが、売り一巡後は買い戻される展開となりました。
- 金ETF、6営業日ぶりの減少8月9日 07:54ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、8月8日現在で前日比5.57トン減少の839.85トンと、8月1日以来6営業日ぶりに減少。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は8月7日現在、昨年12月末と比べ52.18トン増加。 - ニューヨーク貴金属市況=金は清算値確定後に切り返す8月9日 06:008日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて軟化。
NY金は、米中貿易摩擦の長期化などを背景に安全資産とされる金の買いが活発化し、約6年4カ月ぶりに1500ドル台回復を達成した前日の流れに対して買い過剰感が高まったことから、利益確定の売り物が先行する展開。米株価が大幅高となったことも金の売りを促し、清算値(終値)は5営業日ぶりに反落。ただ、その後の電子取引ではテクニカル的な買いが入ってプラス圏に浮上する場面もあるなど切り返す値動きとなっている。米連邦準備制度理事会(FRB)が9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げに動くとの見方が根強いことも、金利を生まない資産である金の買い戻しを誘った模様。
NY白金は金の下落に連れたほか、対ユーロでのドル高基調にも圧迫されて反落となっていたが、清算値確定後の電子取引では金の切り返しと米株高を眺めて買い戻されている。 - 外為市況=円相場は、106円付近8月9日 06:008日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円付近。
8日発表された中国の貿易統計は、輸出が3月以来の大幅な伸びを記録。輸入は予想ほどの落ち込みとならなかったため、米中貿易摩擦長期化に伴う、世界経済の鈍化懸念が和らいだ。また、中国人民銀行(中央銀行)が、人民元の対ドル基準値を予想よりも元高水準に設定した。これら受けて、投資家のリスク選好姿勢が強まり、欧米株が上昇。相対的に安全な通貨とされる円を売る動きが優勢となり、1ドル=106円20銭台まで円が弱含む場面がみられた。しかし、トランプ米大統領がツイッターへの投稿で、米連邦準備制度理事会(FRB)を改めて批判し、ドル高への不満を表明したことがドルの上値を抑える格好となり、取引終盤は106円付近でもみ合う格好となった。 - 東京白金は夜間立会で50円超の下落8月8日 22:10東京白金は反落、一時2917円(8日終値比54円安)
(日本時間8日22時10分現在) - NY白金夜間相場が10ドル超安8月8日 17:03NY白金夜間相場が10ドル超安
(日本時間8日17時03分現在) - 東京貴金属市況=金が4営業日続伸、白金は反発8月8日 15:338日の東京貴金属市場は、金が4営業日続伸、白金は反発。
前場の東京金は、7日のニューヨーク金先物相場が米中貿易摩擦に伴う世界経済の先行き不透明感などを背景に高値を切り上げたことを受け買い優勢の取引。後場は利食い売りがみられ、やや上げ幅を縮小、本日の高値圏から外れて大引けた。夜間取引では、一時5128円まで上昇し、13年2月に付けた上場来高値を約6年半ぶりに更新、日中の高値は5127円だった。商いは盛り上がり、出来高は9万枚台まで膨らんだ。市場筋は「日経平均株価が反発し、円高に歯止めが掛かった感のある一日だった。だとすれば、金買いのピークが本日であったとして不思議ではないと感じた。上場来高値を更新した日が直近の高値を付けた日でもあった、と振り返る日が来るかもしれない」と語った。
白金はNY高と金高を要因に反発。 - 東京外為市況=106円台前半でのもみ合い8月8日 15:278日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。 昨日ニュージーランドやインドなどが利下げに踏み切ったことを背景に、世界経済の先行きに対する懸念が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は106円台前半で始まった後は、中国人民銀行(中央銀行)が公表した人民元の対ドル基準値が「予想ほど元安に設定されなかった」ことで、一時はドル買い・円売りが優勢となったものの、世界経済の先行き不透明感が根強いことから、安全な通貨とされる円が買い戻されたため、106円台前半でのもみ合いとなっている。
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